MAMIYA CULTURE LOG


アニメ『DEATH NOTE』感想

1,899文字
ジャンルサスペンス、少年漫画、ドラマ、超自然
原作・原案大場つぐみ
作画小畑健
出版社集英社(週刊少年ジャンプ)
発表期間2003年12月 – 2006年5月
巻数単行本:全13巻(本編12巻+短編集1巻)
全108話
放送期間(アニメ)2006年10月4日 – 2007年6月27日
話数(アニメ)全37話
制作マッドハウス

このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる!! かつてないスリルとサスペンス!!

[第1話]DEATH NOTE – 大場つぐみ/小畑健 – 少年ジャンプ+

2025年3月28日
デスノートのアニメを1話から25話(L死亡回)まで見た。

やっぱり名作デスノート。記憶が薄れた今見ると、改めてめちゃくちゃ面白い。

Lのキャラが良過ぎて、本当に死んでほしくなかった……。あの不気味さと愛嬌、天才なのにどこか人間臭い感じが絶妙なんよな。見れば見るほど好きになってしまう。

だからこそ、夜神月との関係性がしんどい。お互い疑い合っているのに、どこか本当に友人みたいな空気もある。特に、キラの記憶を失った月が竜崎と共に真のキラ(火口)を追っていた時期の3人―― 月、L、ミサのやり取りは妙に穏やかで、ちょっと心和む部分すらあった。

あの時間を見ていると、「もし月がキラじゃなかったら……」と何度も思ってしまう。Lにとって初めて出来た友人が夜神月で、2人目の友人が弥海砂っていうのも、めちゃくちゃ皮肉よなぁ。

ネットミーム化されまくってる

デスノートに触れて記憶を取り戻した月が、さっきまで叫びながら苦しんでいたのに、次の瞬間にはスンッ……と冷静になって「計画通り」

シリアスなギャグ過ぎて面白過ぎる。隣でLが普通に動揺してるのも含めて好き。

25話、竜崎が月の足を拭くシーンが印象的だった。宗教画みたいな美しさと静かな不穏さがあって、ずっと頭に残ってる。最後の晩餐みたいな空気すら感じた。Lの中で「月=キラ」という疑念は最後まで消えていなかっただろうに、それでもあの距離感なのがしんどい。自分の記憶だと原作には無かった気がするから、アニオリなのかな……?

それにしても、L死亡のロスが凄まじい。昔原作を読んだ時も同じ感覚になった気がする。もちろんニア&メロ編も面白いのは分かる。でも、やっぱりデスノートって夜神月 vs L の構図が完成され過ぎてるんよなぁ。

天才同士が、お互い正体を疑いながら同じ空間で駆け引きしているあの緊張感が唯一無二だった。だからこそ、Lが退場した瞬間に「物語のピークが終わってしまった感覚」がどうしてもある。月が勝利したはずなのに、見てる側の喪失感がデカ過ぎる。

2025年4月1日
デスノート(アニメ)全37話見終わった。

ラスト、追い詰められたキラ=夜神月の無様な小物感がめちゃくちゃ良いんよな。あれだけ「新世界の神」として振る舞っていた男が、最後は命乞いしながら取り乱していくの、人間臭さ全開で逆に好き。

ただ、その一方で複雑な気持ちにもなる。今までLとあれだけバチバチの頭脳戦を繰り広げてきた作品だっただけに、ニア(+メロ)との決着はちょっとあっけなく感じてしまった。

もちろんメロが月を追い詰める流れとか、ニアがLの後継者として勝利する構図自体は好きなんだけど、

最終的な勝因が「ジェバンニが一晩でやってくれました」にかなり支えられてるの、どうしても笑ってしまう。

そして改めてデスノートを見ると、リュークがどんどん可愛く見えてくる。リンゴ食ってテンション上がってる時とか普通に愛嬌あるのズルい。見た目は完全に化け物なのに、思ったより言ってることはマトモだったりするんよな。

むしろ夜神月の方が、よっぽど死神というか……。リュークは基本「人間おもしれ〜」のスタンスで傍観してるだけなのに、月はどんどん人間味が薄れていく。

特に記憶失ってる時の月を見ると、「本来はこういう人間だったんだよな……」ってなるから余計に怖い。デスノート拾ったことで、月の中にあった選民思想とか万能感みたいなものが一気に肥大化した感じある。

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